実は先日のクラッチワイヤーは「ついでに」の作業で、本来の目的は今回の作業でした。
本当に大事なのは今日の作業。
というのは、アウターチュープがフロントフォークブラケット(?)に潰され
こんなになってしまってて、どうしても交換が必要だったからです。
今回使用した工具です。
プラス(+)ドライバー
3/8,1/2ヘックス
T25,T27トルクス
3/8,1/2コンビレンチ
モンキーレンチ2種
作業は、クラッチワイヤーの時と同様にアジャスターを最大限緩めておいてから始めます。
それと、画像はありませんが、バックミラーも外しました。
それにはまずエアクリを取り外します。
カバーを取り
ベースも取り外します。
この状態になればキャブレターをマニホールドラバーから引き抜けます。
ちなみに、エンリッチナーと、燃料ラインも車体から外した方が作業が捗ります。
引き出したキャブレター
左(引き側ワイヤー) 右(戻し側ワイヤー)
ハンドルのスイッチボックスもバラします。
次にスイッチボックスから金属チューブを引き抜くのですが、ここで???なことを発見。
どうやって抜くんだ?
グラグラしてるのでボックスに固定されているわけでもなく、でもスッポ抜けもしない。
よ~く見ると、先端にC形のスナップリングみたいなのが付いてて、これがボックスから抜けないようにガンバッテるようです。
初めはこのCリングを何とか取ろうと思ったのですが、適当な工具もないし、面倒なので力技で引っこ抜いてみました。
スリットにCリングが填まってます。
キャブレター側はスンナリ外せます。
以上で取り外しは終了。
ここから取り付けですが、手順は取り外しの逆に進めるだけです。
まずはワイヤーに潤滑スプレーを注入して馴染ませておきます。
ハンドル側は、金属チューブを強く押し込めばOK(Cリングが抜け落ちることはありませんでした)
キャブレター側の取り付けですが、画像のスプリングの付いているワイヤー(下)が戻し側で、コイツが奥になります。
ワイヤーの調整ですが、アジャスターを回し、スロットルを全開にしたときにキャブのプーリーのツメがストッパーに当たった状態にします。(スイマセン、正式な部品名はわかりません。適当に書いてますm(_ _)m)
この状態が○
このようにスキマがあると×
スロットル遊びは、グリップを回転して5mm程度にしました。
最後にエンジを始動し、点検して終了です。
以上の作業で2時間ほどでした。
今回購入したパーツ
商品名 | 購入先 | 単価 |
96-03年XLモデル用 アイドルケーブル(2300-2022) | GUTS CHROME | ¥1,296 |
96-03年XLモデル用 スロットルケーブル(2300-2021) | GUTS CHROME | ¥1,296 |



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