2015年5月29日金曜日

スポーツスター スロットルワイヤー交換

今日はスロットルワイヤーを交換します。
実は先日のクラッチワイヤーは「ついでに」の作業で、本来の目的は今回の作業でした。
本当に大事なのは今日の作業。
というのは、アウターチュープがフロントフォークブラケット(?)に潰され
こんなになってしまってて、どうしても交換が必要だったからです。

今回使用した工具です。
プラス(+)ドライバー
3/8,1/2ヘックス
T25,T27トルクス
3/8,1/2コンビレンチ
モンキーレンチ2種

作業は、クラッチワイヤーの時と同様にアジャスターを最大限緩めておいてから始めます。
それと、画像はありませんが、バックミラーも外しました。

ワイヤー交換にはキャブレターを引き出す必要がありますが、
それにはまずエアクリを取り外します。
カバーを取り

ベースも取り外します。

この状態になればキャブレターをマニホールドラバーから引き抜けます。
ちなみに、エンリッチナーと、燃料ラインも車体から外した方が作業が捗ります。

引き出したキャブレター
左(引き側ワイヤー)  右(戻し側ワイヤー)

ハンドルのスイッチボックスもバラします。

次にスイッチボックスから金属チューブを引き抜くのですが、ここで???なことを発見。
どうやって抜くんだ?
グラグラしてるのでボックスに固定されているわけでもなく、でもスッポ抜けもしない。
よ~く見ると、先端にC形のスナップリングみたいなのが付いてて、これがボックスから抜けないようにガンバッテるようです。

初めはこのCリングを何とか取ろうと思ったのですが、適当な工具もないし、面倒なので力技で引っこ抜いてみました。
スリットにCリングが填まってます。

キャブレター側はスンナリ外せます。
以上で取り外しは終了。

ここから取り付けですが、手順は取り外しの逆に進めるだけです。
まずはワイヤーに潤滑スプレーを注入して馴染ませておきます。
ハンドル側は、金属チューブを強く押し込めばOK(Cリングが抜け落ちることはありませんでした)
キャブレター側の取り付けですが、画像のスプリングの付いているワイヤー(下)が戻し側で、コイツが奥になります。

ワイヤーの調整ですが、アジャスターを回し、スロットルを全開にしたときにキャブのプーリーのツメがストッパーに当たった状態にします。(スイマセン、正式な部品名はわかりません。適当に書いてますm(_ _)m)
この状態が


このようにスキマがあると×

スロットル遊びは、グリップを回転して5mm程度にしました。

最後にエンジを始動し、点検して終了です。
以上の作業で2時間ほどでした。


今回購入したパーツ
商品名 購入先 単価
96-03年XLモデル用 アイドルケーブル(2300-2022) GUTS CHROME ¥1,296
96-03年XLモデル用 スロットルケーブル(2300-2021) GUTS CHROME ¥1,296

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2015年5月23日土曜日

スポーツスター クラッチワイヤー交換

別に錆があるとか、切れそうだとか、そんな理由もなく、ただ何となく交換しました。
今回使った工具です。
左から
マイナス(-)ドライバー
7/16,1/2,9/16スパナ
9/16ボックスレンチ
モンキーレンチ
スナップリングプライヤー
この他にT27トルクスレンチ(ボックス)が必要です。

まず、作業をしやすくするためにアジャスターナットを最大限緩めておきます。

クラッチレバーを取り外すため、ピボットピンを保持しているスナップリングを取り、

ピボットピンを抜きます。

フレームに固定しているガイドを外しますが、コレ意外と厄介でした。
軸になっているボルトとナイロンナットが供回りして、難儀しました。(^_^X)

ダービーカバーのトルクスボルト4箇所を取り、カバーを取り外します。

ロックプレートとスプリングを取り

アジャストスクリューを緩めます。
スクリューは左ネジなので、緩めるには右方向(時計方向)に回します。

そしてナットを緩め取ります(手で回ります)

アウターランプをスクリューから引っこ抜き、ケーブルエンドを外すのですが、
これは、カップリングを介して取り付けてあります。
このカップリングは引っかかっているだけなので、ウッカリするとプライマリー内部に
落としてしまうという悲劇が待っています。

今回は、悲劇を避けるため、画像撮りせず作業に専念w

外したパーツ
左から、スプリング、ナット、アウターランプ、カップリング

ここまでくれば、さくさくとケーブルを取り外すだけです。
ケースに固定されているワイヤーのナットを緩めてチューブを抜き

クラッチレバーからスリーブ抜き、ワイヤーを外します。
ここでチョット休憩。

何を今さらと言われそうですが...
こういった作業のときバイクを安定させるため、メンテ用スタンド等があればいいのですが、
そういったものを持っていない私は、使用していないスキーバンドを利用して前ブレーキを
固定させています。
これで前輪ブレーキがロックされた状態になり、前後へのグラつきがなくなって、結構安定します。

これからは取り付けですが、ワイヤーは、まず錆止めをしておきます。
画像はありませんが、私はEVERS-2という潤滑スプレーをアウターチューブの
内部に注入しました。
外部に見えているワイヤーには、シリコングリースを薄く。

取り付けは、取り外しの時とは逆に進めます。

ワイヤーを通して、カップリングにはめ込み(悲劇が襲わないように慎重に(~_~;))

アウターランプをカップリングにセット
スクリューに通し

ナット取り付け

スクリューを締め(反時計方向)、突き当たったら1/2戻します。

その後、スプリングを付けて

Oリングも忘れずに(今回は新しいものに取り替えました)

あとは、ダービーカバーを取り付け、各ナットを締めていき、クラッチレバーを取り付けます。
最後にアジャスターナットをクラッチの握り具合を見ながら適当に合わせ、
実際にエンジンを始動して遊びを調整して終了です。


ここまで約2時間の作業でした。

今回購入したパーツ
商品名 購入先 単価
86~03年XL クラッチケーブル 約129cm(2300-2015) GUTS CHROME ¥3,780
25463-94A ダービーカバー用 ガスケット ヒロチー商事 ¥315

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