ブレーキングの際、特に低速時にフロント側がまるでポンビングブレーキするように波打つようになってきました。
タイヤの回転に同期して、強弱を繰り返します。
原因として考えたのは、ローターの歪み。
ネットで検索しても同じような事例が複数ありました。
最近になって益々強くなってきて、危険なので思い切ってローターの交換をしました。
作業に際して、特に気にしたのがローターボルトの弛め方です。
これもネットにいくつかあったのですが、相当硬いらしいということ。
中には工具を捻じ切ったというのもありました。
多分ロックタイトでガチガチに固めているのだろうと思い、今回は念のため焼き切るためのガスバーナーを用意しておきました。
あと、脱着には4輪タイヤ交換用に使うでかいトルクレンチも用意しました。
交換用のローターはこれをゲットしました。
ローターボルトも、キラキラしたColonyのものをゲット。
純正に比べてヘッド部が1mm程高くてフォークと干渉しないかが気にはなりましたが、とにかく使ってみようと思います。
作業は、ホイールを外すことから始まります。
まず、フェンダーとキャリパーを取り外し、アクスルシャフトを抜くために各ナットを弛めておきます。
次にタイヤがギリギリ接地してる状態まで車体をジャッキアップし、アクスルシャフトを抜き、ホイールを取り外します。
そして、いよいよローターボルト外し。
T40トルクスビットをレンチに付け、ゆっくり慎重に弛めると、
実際の作業は右手でレンチの頭を支えてます(^^ゞ
捻じ切れることもなく意外と簡単に回りました。
そして、ボルトを見ると
ムムムッ、何やら白いカビの様なものが...
これ、多分ロックタイトでしょう。
愛車の場合、この方法で全てのボルトを弛めることができました。
画像はありませんが、ローターを外した後、この際だからとホイールを100均ブラシとマジックリンで
ゴシゴシと洗い、水分を拭き取って、新しいローターを装着
締めつけトルクは22~33Nm指定なので30Nmとしました。
ここで気づいたことが2つ。
一つは、うっかりと古い方のローターボルトを使ってしまったこと(>_<)
この後、ちゃんとColonyに付け替えました(^o^)。
そしてもう一つはホイールのハブの一部がローターの穴から見えてしまってること
これはちょっと残念です。
まあ、これは汎用品なので仕方がない...のかなぁ
ホイールの取り付けは、取り外しの逆順で行います。
アクスルシャフトは、錆も無い状態だったので、パーツクリーナーで汚れを落とすだけにして、
万能グリースを薄く塗布しました。
交換後の画像です。
効き具合をみるために近所を一回りしたんですが、例の波打ち現象は全くなくなりました。
快調、快調(^o^)
画像では、既にパッドの擦過痕がしっかりと付いてますw
ちなみに、交換前のローター
ホイールの取付作業の様子を省略しましたが(実は画像の撮り忘れw)、その時にキャリパーピストンの動きがかなり渋いのが気になりました。
次はキャリパーのオーバーホールをしようかなと思ってます。
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