いろいろ盆栽いじりした結果のインプレを書いてみました。
最初にフォークオイル交換。
フィーリングが劇的に変わりました。
徐行でのブレーキングをテストした際、ずいぶん柔らかく思えて、こんなんでいいのかなぁとやや不安でしたが、実走行では非常に滑らかで、路面の凸凹に対する追従性が全然違ってるのに驚かされました。
ダンパーとしての機能がしっかり働いているのがよくわかります。
コーナリングも非常に安定性が向上したように思います。
例えるなら、踵にαゲル等の吸収剤が入ったランニングシューズで走ってるような...ワカランカw
交換して大正解でした。
ローター交換とキャリパーオーバーホール
前輪を空転させた時、シャリシャリ音もほとんどなく、軽く回るようになりました。
当然ですが、ローターの歪みが無いので例のポンピングするような危なっかしいブレーキングもしません。
ブレーキタッチもよりカッチリとしたものになりました。
逆に今まで安心感が強かった後ブレーキが頼りなく感じるくらいです。
6月は毎週末ごとにメンテ(弄くり)ばかりしましたが、やって正解だったと思ってます。
まあ、作業中にバイクを倒してウインカーを折ってしまったのは想定外でしたがw
これから夏本番になり、軟弱な私は乗らなくなるでしょうから、秋が待ち遠しいですねぇ
2016年6月27日月曜日
2016年6月19日日曜日
スポーツスター フロントフォークオイル交換
盆栽スポスタ全開!!
今度はフォークオイルの交換をしました。
で、またドジを踏みましたがな。
で、それは後で(^^ゞ
今回用意したオイルはこれです。
ナント、Hirokoさんはオーダーメイドでオイルを作ってくれます。
今回 動粘度:42.5cStで調整してもらいました。
そして、大事な工具として、トップボルトソケット
これ、フォークトップボルトの脱着に使います。
ボルトのサイズは1-3/8インチ(35mm)とかなりデカく、手持ちのモンキーレンチでは無理です。
仮に持っててもこれが無いと相当苦労するようなのでどうしても欲しかったブツです。
しかし、ネットで出てる商品は10000円もする高価なもので手がでません。
プロに任せるより高くついてしまうくらいのお値段です。
どうしても自分で作業したいワテクシは、ネチッこく探し回り、ようやく送料込3000円程のものを見つけゲットしました。
作業は、まずこのトップボルトを緩めるためハンドルが邪魔なので外しておきます。
ハンドル位置は戻すときわかるように印を付けておきました。
その後トップボルトを少し緩めて、
ブレーキローターの交換時と同じように、フォークが伸びきった状態になるまでジャッキアップします、
こうしないと、スプリングの飛び出しが大きくて、トップボルトの嵌め込みに困難を極めます。
私はバイク用のジャッキを持っていないため何時も四輪用のフロアジャッキを使っていますが、
これ、あまりお勧めできません。
それは、この後紹介します。
この後、オイルを抜くためにアウターのドレンボルトを外すのですが、
その前にオイル量をどう測定するか、これも考えました。
油面位置を測定するのが普通なんでしょうが、そんなはツール持って無いし、買うのもちょっと...
そこで、抜けた分だけ入れてやればいいだろうと、安直に考えて次のようにしました。
まず廃油受けになる物(今回は廃油パックのオイルハンター)の重量を計ります。
これにオイルを溜め、その時の重量から357gを引けばオイルの重量がでます。
早速先程のドレンボルトを外し、オイルを抜きます。
抜いた後の重量は、
抜けたオイルの重さは、279gということになります。
そこで、今回は280gのオイルを入れることにしました。
入れる前に、古いオイルを追い出すために新しいオイルでフラッシングしてやりました。
オイルは、計量カップを秤に乗せて280g分入れて、トップより流し込みます。
そして、トップボルトを閉めるのですが、ここであのトップボルトソケットが本領発揮です。
トップボルトを填め、スプリングをグッを押し込みながら、締め込む。
なんだかあっけなく終わりました。
今回、左右のフォークを別々に作業しました。まずは右側が終わり次に左側です。
同じようにドレンボルトを緩めるのですが、固くて緩みません。
ナメしまうとヤバイのでインパクトドライバーを使い、ゴムハンマーで「カーン」。
が、ジャッキアップ状態で不安定なバイクは、そのままガシャーン
「ア゛~~ッ」.................
右に倒してしまいました。
被害は
リアウインカーのボルトが折れてしまいました。
やはり、バイク用のジャッキは必要だと痛感したしだいです...トホホ(ToT)
この後、気を取り直して、粛々と作業を続けるワテクシでした。
交換後は、まずジャッキを下ろし、安定させてからハンドルを戻しました。
作業はここまでですが、また、ウインカー交換というおみやげができてしまいました。
折れたボルトは、デイトナの「リヤウインカーステー チョッパーウインカー用」というやつなんですが、どうもメーカーで製造終了しているらしく、どこも在庫が無いようです。
この後、雨が降り出すし、どうせ乗れないので試乗は次の機会となりました。
本日はトホホな終わり方でした(;_;)。
今度はフォークオイルの交換をしました。
で、またドジを踏みましたがな。
で、それは後で(^^ゞ
今回用意したオイルはこれです。
広島高潤(ホームページ)
今回 動粘度:42.5cStで調整してもらいました。
そして、大事な工具として、トップボルトソケット
これ、フォークトップボルトの脱着に使います。
ボルトのサイズは1-3/8インチ(35mm)とかなりデカく、手持ちのモンキーレンチでは無理です。
仮に持っててもこれが無いと相当苦労するようなのでどうしても欲しかったブツです。
しかし、ネットで出てる商品は10000円もする高価なもので手がでません。
プロに任せるより高くついてしまうくらいのお値段です。
どうしても自分で作業したいワテクシは、ネチッこく探し回り、ようやく送料込3000円程のものを見つけゲットしました。
作業は、まずこのトップボルトを緩めるためハンドルが邪魔なので外しておきます。
ハンドル位置は戻すときわかるように印を付けておきました。
その後トップボルトを少し緩めて、
ブレーキローターの交換時と同じように、フォークが伸びきった状態になるまでジャッキアップします、
こうしないと、スプリングの飛び出しが大きくて、トップボルトの嵌め込みに困難を極めます。
私はバイク用のジャッキを持っていないため何時も四輪用のフロアジャッキを使っていますが、
これ、あまりお勧めできません。
それは、この後紹介します。
この後、オイルを抜くためにアウターのドレンボルトを外すのですが、
その前にオイル量をどう測定するか、これも考えました。
油面位置を測定するのが普通なんでしょうが、そんなはツール持って無いし、買うのもちょっと...
そこで、抜けた分だけ入れてやればいいだろうと、安直に考えて次のようにしました。
まず廃油受けになる物(今回は廃油パックのオイルハンター)の重量を計ります。
357gでした。
早速先程のドレンボルトを外し、オイルを抜きます。
抜いた後の重量は、
636g
抜けたオイルの重さは、279gということになります。
そこで、今回は280gのオイルを入れることにしました。
入れる前に、古いオイルを追い出すために新しいオイルでフラッシングしてやりました。
なんだか不気味な画像です。
オイルは、計量カップを秤に乗せて280g分入れて、トップより流し込みます。
そして、トップボルトを閉めるのですが、ここであのトップボルトソケットが本領発揮です。
トップボルトを填め、スプリングをグッを押し込みながら、締め込む。
なんだかあっけなく終わりました。
今回、左右のフォークを別々に作業しました。まずは右側が終わり次に左側です。
同じようにドレンボルトを緩めるのですが、固くて緩みません。
ナメしまうとヤバイのでインパクトドライバーを使い、ゴムハンマーで「カーン」。
が、ジャッキアップ状態で不安定なバイクは、そのままガシャーン
「ア゛~~ッ」.................
右に倒してしまいました。
被害は
リアウインカーのボルトが折れてしまいました。
やはり、バイク用のジャッキは必要だと痛感したしだいです...トホホ(ToT)
この後、気を取り直して、粛々と作業を続けるワテクシでした。
交換後は、まずジャッキを下ろし、安定させてからハンドルを戻しました。
作業はここまでですが、また、ウインカー交換というおみやげができてしまいました。
折れたボルトは、デイトナの「リヤウインカーステー チョッパーウインカー用」というやつなんですが、どうもメーカーで製造終了しているらしく、どこも在庫が無いようです。
この後、雨が降り出すし、どうせ乗れないので試乗は次の機会となりました。
本日はトホホな終わり方でした(;_;)。
2016年6月12日日曜日
スポーツスター フロントブレーキキャリパーオーバーホール
キャリパーのオーバーホールです。
手順は、ブレーキパッドの交換+αと考えればいいだろう。
と、簡単に考えていました。
まあ確かにそうなんですが、その手順をちょっと間違えて、
途中難儀してしまいました。
作業は上に書いた通りブレーキパッドの交換とほぼ同じなので、このブログではかなり省略しています。
ブレーキパッドの交換を参考にされる方は、→ コチラ
まず、キャリパーを車体から外し、パッドも取り除きます。
そして、マスターシリンダーカバーを緩めに外しておき、
レバーをニギニギしてピストンをなるべく出しておきます。
このとき、ピストンの飛び出しを防止するためにパッドを一枚挟んでおきます。
と、ここまでやってから...
キャリパーを分離するのですが、ここでミスってることに気がつきました。
このボルトを緩めるのですが、キャリパーを車体から外す際にこのボルトも少しだけ緩めておくべきでした。
今から車体に戻そうにもピストンがいびつに飛び出していて、ローターにぶつかり無理でした。
仕方がないので手で押さえつけながら緩めたんですが、全部緩め終わるころには手が笑ってました。
分離すると、フルードがドロドロ出てくるので、受けを用意しておきます。
フルードが出切った後のキャリパーです。
今回、ダストシール、オイルシールだけではなくピストンも交換しました。
というのは、お恥ずかしい話ですが、前回パッドの交換時にピストンの「揉みだし」をした際、
キャリパーピストン脱着ツールを使いました。
本当ならツールに付いている蝶ネジを締め込んでピストンに圧着すれ良かったのですが
それの使い方をよく知らず握力だけを頼りにしたため、ピストンの内側にたくさんのキズを作ってしまったのです。
そのため、交換用のピストンをネットで探し、DSのこんなのをゲットしておきました。
また、先ほどピストンをできるだけ出すと書きましたが、この脱着ツールがあればそれほどの必要もありません。
これがキャリパー内部のアップ画像です。
で中をよ~く見ると...
汚れも酷いですが、何やらネットリとしたような残留物が(?_?)
フルードのカスなのか、グリースの成れの果てなのか。
とにかく、全体を大量のパーツクリーナーを消費しながら清掃しました。
途中の画像です。
組み立ては、内部全体と各シール、それと新しいピストンにブレーキフルードを薄く塗布してから行いました。
一般的にはシリコングリースを使うようですが...(‥;)
ピストンの挿入は、最初は固いのですがそのうちヌルッというか、スポンと入りました。
スミマセン。ここからは画像がありませんm(_ _)m
この後、キャリパーを組み立てて車体に装着した後、フルードを充填するのですが、それ用の道具を持っていない私はレバーニギニギと、ブリーダーバルブの開閉で行いました。
①ブリーダーバルブに耐油チューブを取り付け、反対側は適当なボトルなどに入れておく
②マスターにフルードを満たす
③ブリーダーバルブを開ける
④レバーをゆっくり握る
⑤ブリーダーバルブを閉める
⑥レバーをゆっくり戻す
マスターのフルード量を調整しながら③~⑥を繰り返すと、そのうちブリーダーバルブ側の耐油チューブに泡と一緒にフルードが出てきます。
泡が出なくなっても、ブレーキラインにはまだ残ってる場合があるので適当に刺激を与えて泡を追い出します。
ネットでは、このやり方はかなり大変なようなことが書いてありますが、それほどでもありませんでした。
充填が終わったら、レバーを何回かニギニギしてアタリを出して終了です。
最後にフロントをジャッキアップしてタイヤを回転させてみると、交換前と比べローターの引きずりもなく、軽く回るようになりました。
作業時間は、休日一日を潰すぐらいかかってしまいました。(ミスってなければ4時間程だと...)
手順は、ブレーキパッドの交換+αと考えればいいだろう。
と、簡単に考えていました。
まあ確かにそうなんですが、その手順をちょっと間違えて、
途中難儀してしまいました。
作業は上に書いた通りブレーキパッドの交換とほぼ同じなので、このブログではかなり省略しています。
ブレーキパッドの交換を参考にされる方は、→ コチラ
まず、キャリパーを車体から外し、パッドも取り除きます。
そして、マスターシリンダーカバーを緩めに外しておき、
レバーをニギニギしてピストンをなるべく出しておきます。
このとき、ピストンの飛び出しを防止するためにパッドを一枚挟んでおきます。
と、ここまでやってから...
キャリパーを分離するのですが、ここでミスってることに気がつきました。
このボルトを緩めるのですが、キャリパーを車体から外す際にこのボルトも少しだけ緩めておくべきでした。
今から車体に戻そうにもピストンがいびつに飛び出していて、ローターにぶつかり無理でした。
仕方がないので手で押さえつけながら緩めたんですが、全部緩め終わるころには手が笑ってました。
分離すると、フルードがドロドロ出てくるので、受けを用意しておきます。
フルードが出切った後のキャリパーです。
今回、ダストシール、オイルシールだけではなくピストンも交換しました。
というのは、お恥ずかしい話ですが、前回パッドの交換時にピストンの「揉みだし」をした際、
キャリパーピストン脱着ツールを使いました。
本当ならツールに付いている蝶ネジを締め込んでピストンに圧着すれ良かったのですが
それの使い方をよく知らず握力だけを頼りにしたため、ピストンの内側にたくさんのキズを作ってしまったのです。
そのため、交換用のピストンをネットで探し、DSのこんなのをゲットしておきました。
「MADE IN JAPAN」にチョット感動(^o^)
また、先ほどピストンをできるだけ出すと書きましたが、この脱着ツールがあればそれほどの必要もありません。
これがキャリパー内部のアップ画像です。
で中をよ~く見ると...
汚れも酷いですが、何やらネットリとしたような残留物が(?_?)
フルードのカスなのか、グリースの成れの果てなのか。
とにかく、全体を大量のパーツクリーナーを消費しながら清掃しました。
途中の画像です。
組み立ては、内部全体と各シール、それと新しいピストンにブレーキフルードを薄く塗布してから行いました。
一般的にはシリコングリースを使うようですが...(‥;)
ピストンの挿入は、最初は固いのですがそのうちヌルッというか、スポンと入りました。
スミマセン。ここからは画像がありませんm(_ _)m
この後、キャリパーを組み立てて車体に装着した後、フルードを充填するのですが、それ用の道具を持っていない私はレバーニギニギと、ブリーダーバルブの開閉で行いました。
①ブリーダーバルブに耐油チューブを取り付け、反対側は適当なボトルなどに入れておく
②マスターにフルードを満たす
③ブリーダーバルブを開ける
④レバーをゆっくり握る
⑤ブリーダーバルブを閉める
⑥レバーをゆっくり戻す
マスターのフルード量を調整しながら③~⑥を繰り返すと、そのうちブリーダーバルブ側の耐油チューブに泡と一緒にフルードが出てきます。
泡が出なくなっても、ブレーキラインにはまだ残ってる場合があるので適当に刺激を与えて泡を追い出します。
ネットでは、このやり方はかなり大変なようなことが書いてありますが、それほどでもありませんでした。
充填が終わったら、レバーを何回かニギニギしてアタリを出して終了です。
最後にフロントをジャッキアップしてタイヤを回転させてみると、交換前と比べローターの引きずりもなく、軽く回るようになりました。
作業時間は、休日一日を潰すぐらいかかってしまいました。(ミスってなければ4時間程だと...)
2016年6月4日土曜日
スポーツスター フロントブレーキローター交換
最近ものすごく気になってること。
ブレーキングの際、特に低速時にフロント側がまるでポンビングブレーキするように波打つようになってきました。
タイヤの回転に同期して、強弱を繰り返します。
原因として考えたのは、ローターの歪み。
ネットで検索しても同じような事例が複数ありました。
最近になって益々強くなってきて、危険なので思い切ってローターの交換をしました。
作業に際して、特に気にしたのがローターボルトの弛め方です。
これもネットにいくつかあったのですが、相当硬いらしいということ。
中には工具を捻じ切ったというのもありました。
多分ロックタイトでガチガチに固めているのだろうと思い、今回は念のため焼き切るためのガスバーナーを用意しておきました。
あと、脱着には4輪タイヤ交換用に使うでかいトルクレンチも用意しました。
交換用のローターはこれをゲットしました。
ローターボルトも、キラキラしたColonyのものをゲット。
純正に比べてヘッド部が1mm程高くてフォークと干渉しないかが気にはなりましたが、とにかく使ってみようと思います。
作業は、ホイールを外すことから始まります。
まず、フェンダーとキャリパーを取り外し、アクスルシャフトを抜くために各ナットを弛めておきます。
次にタイヤがギリギリ接地してる状態まで車体をジャッキアップし、アクスルシャフトを抜き、ホイールを取り外します。
そして、いよいよローターボルト外し。
T40トルクスビットをレンチに付け、ゆっくり慎重に弛めると、
捻じ切れることもなく意外と簡単に回りました。
そして、ボルトを見ると
ムムムッ、何やら白いカビの様なものが...
これ、多分ロックタイトでしょう。
愛車の場合、この方法で全てのボルトを弛めることができました。
画像はありませんが、ローターを外した後、この際だからとホイールを100均ブラシとマジックリンで
ゴシゴシと洗い、水分を拭き取って、新しいローターを装着
締めつけトルクは22~33Nm指定なので30Nmとしました。
ここで気づいたことが2つ。
一つは、うっかりと古い方のローターボルトを使ってしまったこと(>_<)
この後、ちゃんとColonyに付け替えました(^o^)。
そしてもう一つはホイールのハブの一部がローターの穴から見えてしまってること
これはちょっと残念です。
まあ、これは汎用品なので仕方がない...のかなぁ
ホイールの取り付けは、取り外しの逆順で行います。
アクスルシャフトは、錆も無い状態だったので、パーツクリーナーで汚れを落とすだけにして、
万能グリースを薄く塗布しました。
交換後の画像です。
効き具合をみるために近所を一回りしたんですが、例の波打ち現象は全くなくなりました。
快調、快調(^o^)
画像では、既にパッドの擦過痕がしっかりと付いてますw
ちなみに、交換前のローター
ホイールの取付作業の様子を省略しましたが(実は画像の撮り忘れw)、その時にキャリパーピストンの動きがかなり渋いのが気になりました。
次はキャリパーのオーバーホールをしようかなと思ってます。
ブレーキングの際、特に低速時にフロント側がまるでポンビングブレーキするように波打つようになってきました。
タイヤの回転に同期して、強弱を繰り返します。
原因として考えたのは、ローターの歪み。
ネットで検索しても同じような事例が複数ありました。
最近になって益々強くなってきて、危険なので思い切ってローターの交換をしました。
作業に際して、特に気にしたのがローターボルトの弛め方です。
これもネットにいくつかあったのですが、相当硬いらしいということ。
中には工具を捻じ切ったというのもありました。
多分ロックタイトでガチガチに固めているのだろうと思い、今回は念のため焼き切るためのガスバーナーを用意しておきました。
あと、脱着には4輪タイヤ交換用に使うでかいトルクレンチも用意しました。
交換用のローターはこれをゲットしました。
ローターボルトも、キラキラしたColonyのものをゲット。
純正に比べてヘッド部が1mm程高くてフォークと干渉しないかが気にはなりましたが、とにかく使ってみようと思います。
作業は、ホイールを外すことから始まります。
まず、フェンダーとキャリパーを取り外し、アクスルシャフトを抜くために各ナットを弛めておきます。
次にタイヤがギリギリ接地してる状態まで車体をジャッキアップし、アクスルシャフトを抜き、ホイールを取り外します。
そして、いよいよローターボルト外し。
T40トルクスビットをレンチに付け、ゆっくり慎重に弛めると、
実際の作業は右手でレンチの頭を支えてます(^^ゞ
捻じ切れることもなく意外と簡単に回りました。
そして、ボルトを見ると
ムムムッ、何やら白いカビの様なものが...
これ、多分ロックタイトでしょう。
愛車の場合、この方法で全てのボルトを弛めることができました。
画像はありませんが、ローターを外した後、この際だからとホイールを100均ブラシとマジックリンで
ゴシゴシと洗い、水分を拭き取って、新しいローターを装着
締めつけトルクは22~33Nm指定なので30Nmとしました。
ここで気づいたことが2つ。
一つは、うっかりと古い方のローターボルトを使ってしまったこと(>_<)
この後、ちゃんとColonyに付け替えました(^o^)。
そしてもう一つはホイールのハブの一部がローターの穴から見えてしまってること
これはちょっと残念です。
まあ、これは汎用品なので仕方がない...のかなぁ
ホイールの取り付けは、取り外しの逆順で行います。
アクスルシャフトは、錆も無い状態だったので、パーツクリーナーで汚れを落とすだけにして、
万能グリースを薄く塗布しました。
交換後の画像です。
効き具合をみるために近所を一回りしたんですが、例の波打ち現象は全くなくなりました。
快調、快調(^o^)
画像では、既にパッドの擦過痕がしっかりと付いてますw
ちなみに、交換前のローター
ホイールの取付作業の様子を省略しましたが(実は画像の撮り忘れw)、その時にキャリパーピストンの動きがかなり渋いのが気になりました。
次はキャリパーのオーバーホールをしようかなと思ってます。
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