別に錆があるとか、切れそうだとか、そんな理由もなく、ただ何となく交換しました。
今回使った工具です。
左から
マイナス(-)ドライバー
7/16,1/2,9/16スパナ
9/16ボックスレンチ
モンキーレンチ
スナップリングプライヤー
この他にT27トルクスレンチ(ボックス)が必要です。
まず、作業をしやすくするためにアジャスターナットを最大限緩めておきます。
クラッチレバーを取り外すため、ピボットピンを保持しているスナップリングを取り、
ピボットピンを抜きます。
フレームに固定しているガイドを外しますが、コレ意外と厄介でした。
軸になっているボルトとナイロンナットが供回りして、難儀しました。(^_^X)
ダービーカバーのトルクスボルト4箇所を取り、カバーを取り外します。
ロックプレートとスプリングを取り
アジャストスクリューを緩めます。
スクリューは左ネジなので、緩めるには右方向(時計方向)に回します。
そしてナットを緩め取ります(手で回ります)
アウターランプをスクリューから引っこ抜き、ケーブルエンドを外すのですが、
これは、カップリングを介して取り付けてあります。
このカップリングは引っかかっているだけなので、ウッカリするとプライマリー内部に
落としてしまうという悲劇が待っています。
今回は、悲劇を避けるため、画像撮りせず作業に専念w
外したパーツ
左から、スプリング、ナット、アウターランプ、カップリング
ここまでくれば、さくさくとケーブルを取り外すだけです。
ケースに固定されているワイヤーのナットを緩めてチューブを抜き
クラッチレバーからスリーブ抜き、ワイヤーを外します。
ここでチョット休憩。
何を今さらと言われそうですが...
こういった作業のときバイクを安定させるため、メンテ用スタンド等があればいいのですが、
そういったものを持っていない私は、使用していない
スキーバンドを利用して前ブレーキを
固定させています。
これで前輪ブレーキがロックされた状態になり、前後へのグラつきがなくなって、結構安定します。
これからは取り付けですが、ワイヤーは、まず錆止めをしておきます。
画像はありませんが、私はEVERS-2という潤滑スプレーをアウターチューブの
内部に注入しました。
外部に見えているワイヤーには、シリコングリースを薄く。
取り付けは、取り外しの時とは逆に進めます。
ワイヤーを通して、カップリングにはめ込み(悲劇が襲わないように慎重に(~_~;))
アウターランプをカップリングにセット
スクリューに通し
ナット取り付け
スクリューを締め(反時計方向)、突き当たったら1/2戻します。
その後、スプリングを付けて
Oリングも忘れずに(今回は新しいものに取り替えました)
あとは、ダービーカバーを取り付け、各ナットを締めていき、クラッチレバーを取り付けます。
最後にアジャスターナットをクラッチの握り具合を見ながら適当に合わせ、
実際にエンジンを始動して遊びを調整して終了です。
ここまで約2時間の作業でした。
今回購入したパーツ
商品名 |
購入先 |
単価 |
86~03年XL クラッチケーブル 約129cm(2300-2015) |
GUTS CHROME |
¥3,780 |
25463-94A ダービーカバー用 ガスケット |
ヒロチー商事 |
¥315 |
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