2014年12月28日日曜日

スポーツスター 冬眠

先週の全国的な寒波でウチでも結構降雪がありましたが、
その雪も大分融けたので、今日スポスタの冬眠準備をしました。
といっても
・ガソリン満タン
・バッテリの常時充電
ぐらいしかしませんがw
ガソリンを満タンにするには、当然のことながらGSに行かなくてはなりません。
そこで久しぶりにエンジンを回しました...が、
気温4℃の今日、やっぱりオイルが硬くて暖機に相当時間がかかりました。
中々アイドリングが安定しません。
自分は、というと着膨れ状態でしたが、メットだけはチョイ乗りだからと半ヘルで。
これが間違いでした。
涙はチョチョビ出るわ、鼻汁はダラダラ出るわ。
GSの人に「寒そうですね」と言われてしまいました。

走行中気付いたのが、ウインカーの点きが極端に悪いこと。
ターンシグナルスイッチを押しても殆ど反応しません。
これは、以前にもありました。
原因は、低温のためのバッテリーの電圧低下だと思われます。
ターンシグナルモジュールが低電圧のため作動しない様です。
気温が低いのでバッテリーの機能が低下してるんでしょうね。
ちなみに今使ってるバッテリーは2009年製で、そろそろ寿命かもしれません。
とにかく帰ったあと充電器に繋ぎ、冬眠から目覚ませるまで放置しておくことにします。

使ってる充電器はオプティメイト4です。

こいつはなかなかのスグレモノで、常に電圧を監視してくれてて
必要に応じて充電と停止を繰り返します。
しかも多少のサルフェーションも修復するとか。

もうひとつ気にしてることが、以前にも書いたレッドラインのギヤオイルがエステル系で、
長期間使用の場合、加水分解しやすそうだということ。
根拠のない不安なのですが、こう寒いとまったく交換する気が起きないので、
そのまま春を待つことにしましたw

※後日バッテリー電圧を測定してみると
充電直後は12.9Vなのが、90分後には12.6V。
電圧の変動はあまりありませんが、やや低いようです。



2014年11月27日木曜日

スポーツスター サドルバッグ取付

念願だったサドルバッグを買いました。
これまでツーリング時の荷物は、リヤフェンダーとシートにゴムロープでぐるぐる縛ったり、
デイバッグを担いだり。
そんなわけで、ずっとツーリング用バッグが欲しいなあと思ってました。
タンクバッグ、パニアケース、衣装コンテナ、リヤキャリア...等々ありますが
せっかくスポスタなんでサドルバッグがいいなと。
サドルバッグも革製、人工皮革、シングル、ダブル、いろいろあってこれも悩みました。
そこで、自分が望む機能・デザインを整理してみると、
・容量:20L以上
・防水性能あり
・バイク以外でも使える。
・スポーツスターに似合う。
これを条件としました。
ただ「バイク以外でも使える」条件に合うものとなると、ハードタイプは除外せざるを得ません。
あんなの担いでウロウロできませんし(~_~;)
あれこれ探し、最終候補として、ラフテイルのアサルトバッグに到達しました。

ショルダーベルトも付属しているので、ちょっとした旅行にも使えます。
革製なみにお高いのでちょっと尻込みましたが、機能・デザインとも満足のいくものだったので思い切ってゲットしました。
そのほか、装着パーツとしてまず必要なサドルバッグ用のサイドレール。

まずはこれから取付作業に入ります。
最初にフェンダーカバーを固定しているボルトを外します。
画像でリヤウインカーも外してますが、サイドレールの取付けではその必要はありません。

後方のトルクスボルトが固着しててトルクスの山を壊してしまいそうだったので一旦中止。

前方のアコーンナットは何とか回ったのでこちらから外すと、ネジ山にロックタイトの痕跡が...

多分、後方ボルトが固着してる原因はこれです。
仕方がないので、フェンダー裏からバーナーで炙り、ロックタイトを「焦がし」ます。
これでボルトは回りやすくなり、ようやく外すことができました。
早速サイドレールを着け、

サドルバッグも仮着けしてみると...

アカン、ウインカーのレンズを邪魔してしまう。
これではおまわりさんに叱られるんで、ウインカーに下駄を履かせて伸長しなくてはいけません。
内径8mmを必須条件として、外径18mm、高さ20mm程度のスペーサーがないか探しました。
ちょうど、キタコにこのサイズの製品が販売されていたので、モノタロウでお買い上げ。

取り付けた画像

それと、サドルバッグサポートも必要です。
探すと、デイトナに94~03式スポ用の製品がありました。
当初はいらないと思ってましたが、試しにバッグ裏面のリヤサスが当たる位置にガムテープを貼り付け30分ほど走ってみると擦り傷がしっかり付いてました。
このままだと何時かは穴が開いてしまいます。

これの良いところは取り外しが「比較的簡単」にできるところです。
正直言ってこの手のパーツはあまりかっこよくない。普段は取り外しておきたいパーツです。
そういった点では、親切設計なのでこれに決めました。
ただ、あくまで「比較的簡単」ということですw
着脱にはボルトを緩めなくてはならないので、どうしても工具が必要になります。
取り付けですが、所有しているスポでは付属のボルト首下が短かったため、
ホムセンでM8×55mmのキャップボルトとフランジ付ナットを買ってきました。
取り付けてみると


さらにバッグを装着すると
後方から

上から

十分にクリアランスがとれてます。
これで擦れる事はありません。

最終的な画像をまだ撮ってないので恐縮ですが、こんな感じの仕上がりになりました。


うん
なかなか似合ってる...と自己満足してます(^^ゞ


蛇足
春に交換したタイヤですが、タイヤ幅を標準のものにして正解だったかもしれません。
太いのも考えていたのですが、それだとサドルバッグサポートをはずしている状態では、
フェンダー裏に突き出たボルトと干渉してたかもしれません。

2014年9月23日火曜日

日帰りツーリング イカ焼き食べに行こう

新潟県糸魚川市のマリンドリーム能生まで行ってきました。
ここの名物は「カニ」です。
が、隣県の住人としては「地元にもあるも~ん」とあまり関心がなく、
今回はカップ麺とおにぎりを持参です。
往路は国道8号線を走っていきました。
途中、魚津市を抜けるまでは順調でしたが、その先の黒部市~入善町の間は相変わらずの渋滞。
ノロノロノロノロノロノロ。
短間隔で信号が乱立(?)してるし、休日だというのにダンプやトレーラーが多いし、
あそこの区間、何とかならんもんかね。
入善駅の道路標識を過ぎた辺りから流れは順調になり快適な走行です。
朝日町を抜け、越中宮崎で「たら汁」看板を横目に見ながら、新潟県へ。
親不知付近はアップダウンのあるクネクネした洞門の連続。
途中でっかいトレーラーが車線を大きくはみ出してきたのには、ビビリました(汗)。
クネクネを抜けた後、北陸道と交差し、その先の道の駅・親不知ピアパークで休憩をとりました。
ここは北陸道の真下にあります。10月5日にはバイクミーティングが開催されるようです。
ここで一枚写真を撮ったのですが、スイマセン、ピンボケだったのでパスです。
10分ほど休憩し、マリンドームに向かってGO。
青海に入り、道沿いのいつも気になる「おっちゃんラーメン」を横目で見ながら、「一度寄ってみたいなぁ」、と思いつつ通過。
その後は、糸魚川、能生を通過して、目的のマリンドリーム能生に到着。
家から約2.5時間の距離でした。
昼食は持参のカップ麺とおにぎりですが、せっかくなのでもう一品追加しようと思い、場内の魚屋さんをウロつきました。
上で書いた通り、カニにはあまり興味が無く、浜焼きを探しました。
えっ、ノドグロ?・・・げっ3000円!
おう、アジの開き。
サザエもいいなぁ、でもあの緑便みたいな内臓が苦手。
ハマグリもホタテもタチウオも、あれもこれもいいなぁ
などと物色した結果、なんのことはない平凡な「イカ焼き」に落ち着きました。
さて、どこで店開きしようか。
ここは、海側が芝生広場になっており、お客さん達はそこで買ったカニをむさぼり食うのが習わしです。
私も芝生の先の石造りベンチで店を開きました。
当日は風が強く、ストーブに火が着くか心配でしたが、さすがガソリン。
一旦着火すれば、まず消えることはありません。
念のためベンチの影でコソコソと湯を沸かしましたがw

これがイカ焼き、350円也

甘しょっぱいタレがおにぎりによく合う。
ウマイッ!!

蛇足ですが、
以前よく食べてたのが館内の○ーフ○ッチンという店の「海鮮生ちらし丼」でした。
これ質・量ともイチオシのオススメです。
お値段も1500円・・・・・・
だったのですが、2年ほど前に名前が変わって1980円になり、
これがそのときの物↓

今年は2500円ほどに値上がり。
さすがに1000円も値上がりしたんでは、敷居が高く手がでません。
お願いだから、安くして。

さて、小一時間ほど休憩してから、北陸道で帰ることにしました。
能生ICから入ることにします。

高速道ではのんびりと90~95km/h程度で流すのが自分流です。
それぐらいが振動や、ヘルメットを通して聞こえる(と言ってもほとんど風の音ですがw)排気(鼓動)音が心地よく、楽しめるんです。
途中有磯海SAで休憩しました。
めしのタイミングならここでのおすすめは、シロエビかき揚げうどん。
うどん自体はどうってことないのですが、かき揚げがリンゴぐらいの大きさもあり、しかもサクサク。
ざるに乗って出てきます。
その後SAを出てからはひたすら走り、家路につきました。

そういえば、今日はハレ珍が少なかったように思います。
もう冬眠か?

2014年9月19日金曜日

スポーツスター:レッドライン ギヤオイルのインプレ

オイルを交換して500kmほど走ったのでインプレです。

結論
いいです・・・以上!
ってオイッ

とにかくギヤチェンジがスムースになりました。
以前にも書きましたが、「ガツン」だったのが「スコッ」という感じに、軽く滑らかになりました。
特にニュートラルが楽に出るようになったのが印象的です。
これまでは停止する直前に出したり、停止後に一旦2ndに入れてからから踵で軽く蹴ったりと、やや苦労してましたが、全くその必要はなくなりました。もちろんネットで評判の某バイクメーカーのように出すぎることもありませんw
変速ショックも少なくなったし、メカ音も静かになったように感じます。
心配してたのがクラッチの滑りですが、それもありませんし、当然ジャダーも出ません。
といっても急激なスロットルワークをすることはめったにありませんがw

RevTechと比べ価格が3倍ほどしますが、これだけの違いがあるのなら今後も使っていこうかと思います。
アマゾンでの価格
42704 [HTRC3] REDLINE MOTORCYCLE 80W GEAR OIL 1qt
(並行輸入品)
¥1,890

ただ、若干心配な点はあります。
それは、ガンガン乗る人は交換サイクルも短く問題は無いと思うのですが、私のように年間走行距離が少なく長期間使用になる場合、エステル系オイルの相性はどうなのだろうかという事です。
私はオイルに関して素人で、その情報は専らネットから得るしかありません。
その情報では、エステル系は水分によって加水分解しやすく、スラッジが出やすいというものでした。
北陸に住む私は冬の期間冬眠させることになりますが、その間にそういった現象が起きないか。

でもまあ、そんなことで壊れることは無いだろうし、あまり神経質にならず、とにかく今はすこぶる好調なので、冬眠の直前になって考えようと思います。

さあて、明日も天気が良さそうだし、どこ行ってこようか(^o^)v

2014年9月14日日曜日

ラーツーのお供

OPTIMUS 324 RIDER


もう30年以上前のガソリンストーブです。
手に入れてから数回使用したがまともに燃焼しないのでしばらく放置してたシロモノ。
その後なにかの情報で、この頃のストーブは気難しく「馴らし」が必要だと情報があったので、
再び挑戦してみました。
が、やはり相当手ごわいです。炎が赤いままで安定せず、なかなか本調子の青炎にならない。
手が痛くなるくらいポンピングを繰り返しました。
ガソリンも結構無駄に消費しました。
でも、そのうちに段々調子が上がり、1リットルほど消費したころにはようやく安定するようになりました。
さすがに火力は強く、500cc程度の水なら2~3分で沸騰しました。

多少の風では消えることは無いし、コンパクトでツーリングには重宝してます。
ただ、レギュレータレバーや、火力調整ネジがすぐに熱くなり、何度も火傷しましたw
でも、この拗ねたり、気難しいところが、人間っぽいというか、愛着も湧き、私のお気に入りです。
最近では、汚れや錆も多くなり、大分くたびれてきましたが、まだまだ現役で使っていこうと思ってます。


2014年9月8日月曜日

スポーツスター フロントブレーキパッド交換

なんだか結局は盆栽スポスタになりつつありますが、今回もメンテナンスです。

以前、リヤブレーキパッドを交換しましたが、わりとスムーズに作業が行え、
手順を覚えてしまえば、そうムズイことはないとわかりました。
それで今回フロントブレーキパッドの交換作業をします。
パッドはベスラのオーガニックタイプのもの。
ベスラは「安心・安全の日本品質」ということでリヤもベスラ製です。

作業に使用した工具と材料です。↓

① ベスラブレーキパッド (SD-971)×2
内装剥がし   ピストン戻しに使おうと用意しましたが、役にたちません(T_T)
③ラチェットハンドル
④エクステンションバー
⑤10mm 12ptソケット
⑥1/4in. 12ptソケット
⑦アンチシーズ
⑧ブレーキ鳴き止め
⑨トルクレンチ
この画像の他に、
・シリコングリース
・プラス(+)ドライバー
が必要でした。
また、ピストンの回転にはこんな秘密兵器を使いました。↓
キャリパーピストン脱着ツール。
これが無いとピストンのメンテが大変です。
惜しむらくは、握り部分が細く手が痛くなることです。
デイトナさん、ここ改良してくださいm(_ _)m

さて、作業を始めます。

まずは1/4ソケットを使ってパッドピンを緩めます。
ここでは緩めるだけです。外しません。


次に10mmソケットでキャリパーの固定ボルトを緩めキャリパーを外します。



これが固定ボルト。上下の長さが違います。↓

中を覗くと...キッタネェ~


ここで緩めておいたパッドピンをゆっくり抜いていき、パッドを取り外します。
外したパッドとパッドピン。↓

キャリパー

キャリパーは丁寧に洗濯すべきなのですが、面倒くさいのでパーツクリーナーと歯ブラシでザッとやりました。

ここでビストンが均等に可動するかブレーキレバーをゆっくり握って確認します。
が、お世辞にも均等にとは言えない状態でした。

しかたがない、いわゆる「ピストンの揉み出し」をしなくては...
それで出しゃばってるピストンを一旦押しこむのですが、またニュ~っと出てくる。
何度やっても結果は同じ。
どうしよう。このままだと新しいパッドが挿入できないかも。
挿入できたとしても、ローターにはまるだろうか...
やや焦りました。
で、気付いたのが、戻るというのはフルードの圧力がかかってるから。
ということは、圧を抜けるようにすればいい。
ということは、マスタシリンダの蓋を開けてやればいいのでは?!
で、早速試してみると、オッw
ちゃんと押し込めました。
ヨカッタヨカッタ(^o^)V
これでようやく、「ピストンの揉み出し」ができます。

ブレーキレバーをニギニギしてピストンを出し(※1)、
脱着ツールで少しずつ回転させながら、シリコングリースを綿棒で薄く塗り、
ピストンをゆっくり押し込む。
これをピストンが均等に動くようになるまで何度も繰り返します
でもこれ、なかなか大変なんです(汗、汗)
終わるころには手が笑ってました(カヨワイノォ)
(※1)ここでピストンの飛び出し防止のため1.5cm厚ほどの木板をピストン間に挟みました。

次に新しいパッドに鳴き止めを薄く塗り、そのまま乾くのを待つこと約10分。
その間にトイレ&水分補給。
この日は蒸し暑く、汗でベトベトになりました。
※下の「ツノ」のある方が進行方向に対して左側になります。
おかしな表現ですが、883Rはダブルディスクのため、こういった表現としました。

パッドピンは、ネジ部に焼付防止のアンチシーズ、柄にはシリコングリースを薄く塗布します。
...スイマセンここから画像ありません。

組み立てですが、ブレーキパッドをキャリパーに納めパッドピンを通します。
このときキャリパーには押さえのスプリングがあるので、パッドを強く押さないとピンが通りません。
取り外しの時とは逆に、この段階ではパッドピンは強く締めずに仮止めします。

キャリパーをローター沿ってはめ込み、取り付けます。
指定締め付けトルクは、38~51.5Nmですので、42Nmで締めました。
次にパッドピンも締め付けます。
指定締め付けトルクは、20.3~22.6Nmですので21Nmで締めました。

最後に、パッドがローターにあたるまでブレーキレバーをニギニギします。
ジャッキアップしてフロントを浮かせ、タイヤを回転させ、アタリを点検して終了です。

ここまで2つのパッド交換に3時間ほどかかってしまいました。

効き具合、フィーリングなどですが、
スバラシイ。
まったく感じが変わりました。
これまでは、スカスカでレバーがグリップに接触するんじゃないかと思うほどでしたが、
今は、シッカリとした感覚で、安心感があります。
気になってた走行中のシャリシャリ音もほとんど無くなり、快調、快調w

これからのメンテとして
作業中に見たマスタシリンダー内のブレーキフルードが、結構汚れてたので近々交換しようと思います。(一年そこそこであんなに汚れるものなのかなぁ。)
それと、キャリパー側のバンジョーが結構錆びていました。今回はペーパーをかけ、シャーシーブラックを吹いておきましたが、フルード交換に合わせてブレーキラインごと交換...
するか、しないか...メンドクサソォ

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